鬼滅の刃のあかざは実はいいやつ!?過去が泣けると話題に!

鬼滅の刃

鬼滅の刃の猗窩座(あかざ)は何人もの柱を殺してきている、とても強い鬼のひとり。

そんな猗窩座ですが、実はいいやつと言われているんだそうです!

無限列車編では煉獄さんを倒したことで大きな話題となりました。

人によっては猗窩座のことが嫌いになってしまった人もいるのではないでしょうか。

それなのに、「実はいいやつだった!」という感想まで聞くのはなぜなんでしょう。

どうやら猗窩座の過去に関係があるようなんです。

その内容がとにかく泣けると話題になっているとか。

すごい気になりますよね!

そこで今回は、鬼滅の刃の猗窩座(あかざ)が実はいいやつなのかをまとめてみることにしました!

 

猗窩座の過去が泣けると話題に!?

猗窩座は十二鬼月(じゅうにきづき)の中では上弦の参(じょうげんのさん)といって3番目に強い鬼です。

自分自身も強いのですが、さらに強さを求め高みを目指していたようです。

強い相手も大変好み、相手の技や強さに敬意を表すこともありました。

また、老いて死んでしまう人間のままではなく、鬼になって何百年も武を極めていこうと勧誘したりもしています。

その反面、弱者を嫌っており、弱いものは殺されて当然だという冷酷な考えも持っていました。

どうしてそんなに強さにこだわっているのでしょうか。

それには猗窩座の壮絶な過去が関係しているようです。

 

SNSの声

どうやら猗窩座の過去がそうとう泣けるようですね。

猗窩座が人間だった頃にどんなことがあったのでしょうか。

何があったのか気になるのでさっそく調べてみました!

 

猗窩座の過去を解説!

人間だった頃の猗窩座はどんな人物だったのか。

ここでは、彼の過去をまとめてみたいと思います。

 

強さを求めるきかっけとなった少年時代

猗窩座は江戸時代後期の貧しい家に生まれています。

人間だった時の名前を狛治(はくじ)といいました。

スリでお金を盗むことを繰り返し、病弱の父親に薬や栄養のあるもの買っていたようです。

何度も捕まって拷問のような刑罰を受けても「父親のためなら死んでもいい」と言って盗みを辞めません。

狛治はこの頃から、盗んだ時に逃げられるように、捕まった時に負けないように、強くならなければならないと考えていたようです。

しかし、狛治の思いが報われない出来事がおこります。

狛治はスリの刑罰で腕に6本目の刺青を入れられていました。

その帰り道に、父親が遺書を残し首つり自殺したことを知らされます。

遺書には「真っ当に生きてやり直して欲しい。迷惑をかけて申し訳ない。」と書かれていました。

狛治は貧乏人には生きることも許されないと世間を恨み、自暴自棄となっていきます。

 

慶蔵と恋雪との出会い

江戸を追い出され、別の土地にたどりついた狛治は慶蔵と娘の恋雪に出会います。

慶蔵は『素流』という武術道場の師範をしていました。

慶次との勝負に負けた狛治は門下生となり、家に置いてもらうことになります。

「罪人の自分を家に置いて大丈夫なのか」と聞く狛治に、慶蔵は「罪人のお前はさっきボコボコにやっつけたから大丈夫」と言ってくれました。

そして狛治は恋雪の看病を任されます。

 

恋雪と狛治

恋雪は体が本当に弱く、ひとりで動けないことがあるため、つきっきりの看病が必要でした。

狛治は看病することをつらいと思わず、治ると信じて献身的な看病をします。

慶次との稽古や恋雪の看病をすることの日々が、狛治の心を救っていったようです。

 

花火の元で誓う

三年が経ち恋雪の病気も落ち着いて普通に暮らせるようになっていました。

そんなある日、慶蔵から狛治に道場を継いで欲しいと話をされます。

理由はなんと恋雪が狛治のことを好きだからというのです。

罪人の自分を好きになってくれる人がいる。

その時狛治は人生をやり直せるかもしれないという期待を持ったのでした。

そして花火の夜に夫婦になる約束をしました。

この時狛治は、命に代えても二人を守る、誰よりも強くなると誓ったのでした。

しかし、狛治が祝言の報告のため父親の墓参に出かけた間に、二人は毒殺されてしまいます

 

そして鬼となる

大切な人が危険な時、いつも傍にいられなかったことに絶望した狛治。

毒を盛った犯人のいる剣道道場を襲撃し、素手で六十七名を殺害しました。

その後、血だらけで彷徨う狛治は、鬼が出たと騒ぎを聞き出向いた無惨と出会ってしまうのです。

強い鬼を造ろうと思っていると言われ、狛治は一撃で頭を無惨に貫かれてしまいました。

「全てがもう、どうでもいい」と言い残し、鬼となった狛治は記憶を失ってしまうのでした。

猗窩座の過去にこんなに悲しいことあったなんて…。

辛すぎてまとめながら泣いてしまいました(:_;)

 

猗窩座が「いいやつ」と言われる理由は?

鬼となり数百年も人を殺し続けてきた恐ろしい猗窩座

この過去の話が出るまでは、煉獄さんを殺してしまったひどいやつとして悪いイメージを持っていた人が多かったはずです。

しかし、彼の過去を読んだ読者から意外な反応がありました。

真逆の「いいやつ」「悪いやつじゃない」という反応になっていて驚きますよね。

猗窩座のあまりにも悲しい過去に、彼を責められなくなってしまったのかなと思います。

しかも人間時代の猗窩座(狛治)が本当にいいひとなんです。

ということで、猗窩座のいいところをまとめてみました!

 

父親のために罪を重ねる犠牲の心

例え貧乏であっても人の物を盗んではいけません。

しかし、彼の置かれていた環境は相当悪かったと予想できます。

まだ11歳だった狛治が父親のために出来ること、それが盗むことだったんですよね…。

お金を盗むことは自分のためにではなく、父親のために自分自身を犠牲にしている子供だったのです。

そう思うと「え、狛治すごいいいやつじゃん!」と読んでいる人の心を打った気持ちがわかりますね。

 

自分よりも人を助ける優しさ

狛治は父親や恋雪の看病を献身的に出来る人でした。

病気になっている人の方が辛いだろうと考え方で、自分は我慢強い体なので辛くないと思っていたようです。

とてもつもなく優しくていいひとですよね。

恋雪の看病をしている時も、ふと出る言葉のひとつひとつが恋雪を励ますことに繋がっていました。

相手を想い、できる事を一生懸命やる。

過去に罪を犯し、暴れていたとしても、本当はこころの根っこが優しくて、純粋な人なんだと感じます。

 

強さを求め続けた理由

猗窩座は鬼になった時、過去の記憶を忘れています。

しかし、人間だった頃の想いである、強さを求めること、を無意識に実行していますよね。

どうして強くなりたかったのか。その答えは忘れていた過去の中にあったのです。

猗窩座が強を求めた理由は、二つの家族を守っていくためでした。

二つの家族とは、

  • 猗窩座の実の父親
  • 慶次と恋雪

のことですね。

新しい自分の未来を作ってくれた二人の家族を守りたかった…。

その気持ちが強く残ったからなんだと思います。

なんて優しい気持ちが隠されてしまっていたのだろうと、涙がとまらなくなりました。

煉獄さんの事を思い出すと猗窩座を許せないという気持ちになる人は多いと思います。

それでも猗窩座って本当は悪いやつじゃないんじゃないかな…。

そんな気持ちにさせられますよね。

 

猗窩座の過去は漫画の何巻何話?

猗窩座の過去のお話は18巻154話〜156話で読むことができます。

何度読んでも涙なしでは読めません…。

また、この18巻には原作書の吾峠先生が本編に入れられなかった、猗窩座の過去の設定こぼれ話も載っています。

気になる方はぜひ読んでみてください!

表紙カバーの裏も必見ですよ!!

 

まとめ

さて、今回は鬼滅の刃の猗窩座(あかざ)は実はいいやつなのかについてまとめてみました。

猗窩座の過去にこんなに悲しい出来事があったなんて、思い出すと今も涙が出てきてしまいます。

家族を守るために強くなりたかった猗窩座

めっちゃいいやつじゃないか!

でも、鬼になって強くなってもまだ満たされず、無意味な人殺しを何百年もしてしまいました。

それは許されることはありません。

なんて哀しい人生なんでしょうか。

いつか生まれ変われたら、家族と同じ場所で幸せになってくれたらいいなって心から思います。

鬼の過去まで丁寧に描かれ、多くの人の心を掴んでいる鬼滅の刃からまだまだ目が離せないですね!

他の鬼の過去もとても気になりますが、それはまた、次の機会にまとめてみたいと思います!

 

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